EPISODE 10
愛あるエピソード 建築編
幼い頃に連れて行ってもらった竣工現場。
その時の父の気持ちがわかりました。
東北支店|建築部2021年入社
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EPISODE 10
幼い頃に連れて行ってもらった竣工現場。
その時の父の気持ちがわかりました。
東北支店|建築部2021年入社
CHAPTER01
CHAPTER01
ゼネコンの仕事のスケールと
責任の大きさを実感した日。
父が建築関係の仕事をしていたので、幼い頃から建築の仕事は意識していました。工事に携わった建物に連れて行ってもらい、「これ、お父さんがつくったんだぞ」という話を聞きながら、その頃は、正直「ふーん、すごいんだね」くらいの感想でした。でも、建築の仕事を一番身近な職業として意識していたのは間違いありません。
入社後、初めて配属されたのは首都高速道路の川口パーキングエリア新築工事。最初に現場を見た時は、敷地の大きさに驚きました。職人さんは多い時には100人以上、村本建設の社員は6名。その前で、いきなり新入社員の私が朝礼の司会を担当します。それぞれの職種の方にその日の作業内容を説明してもらい、現場全体の1日のスケジュールを確認するのです。ただでさえ人前で話すことが苦手な私は、初めて100人の前に立った時、思わず足が震えました。こんなにたくさんの人が関わっているのか‥。ゼネコンの仕事のスケールと責任の大きさを、目で見て実感しました。
CHAPTER02
とても誇らしくて、
特別な気持ちになる体験。
聞いたことのない専門用語が飛び交い、その中で仕事を覚えようと夢中で働き、工期の後半には職人さんとも打ち解け、短い期間で自分なりに成長を実感した日々が終わりを告げました。無事竣工を迎えたのです。私には、実は竣工したらやりたいことがありました。それは、自分の携わった建物を家族に見てもらうこと。ちょうど、ゴールデンウィークに実家の両親が東北から関東方面に遊びに来たいと聞いたので、案内することになりました。
私が運転する車に両親を乗せて、竣工現場である川口パーキングエリアに到着。車から降りると、両親は周囲を見回して、口々に「すごい建物だね」と言って褒めてくれます。少し恥ずかしい気持ちもありましたが、私はうれしくて食堂や売店がある棟や、遊具がある棟を案内して自分が携わった箇所を説明し、この工事に携わることができた喜びを噛みしめました。入社したばかりで大したことはできなかったかもしれませんが、それはとても誇らしくて、特別な気持ちになる体験でした。こういった公共の建物はマンションなどと違い、竣工してからも建物の中まで見てもらえたのも喜びが大きかった理由かもしれません。
CHAPTER03
所長になった時、
どんな気持ちで竣工の日を迎えるのだろう。
この経験から思い当たることがありました。私が幼い頃、父が竣工現場に連れて行きたがったのは、これだったのです。父もこの気持ちを味わいたくて、私に見せようとしたのでしょう。そう考えると、同じ建設業界で今も仕事を続けている父への共感と共に、施工管理という仕事への愛着も深まりました。施工管理の仕事は建物の工事に最も深く関わる職種の一つです。設計を理解した上で、工事の進行をコントロールし、安全や品質などの管理をしなければなりません。とても大変だけれど、それだけに竣工時の達成感と喜びは大きいです。
そして、私たちの仕事は工事が終わっても地図に記録され、たくさんの人々の生活の一部になります。ゼネコンを選んでよかった。また、両親や友人を案内できるような建物に携わりたい。自分が結婚して、子供ができたら、連れて行きたいと思うのです。 入社3年目の私の目標は、10年目には現場主任に、いずれは憧れの所長になりたいです。 自分が所長になった時、竣工の日をどんな気持ちで迎えるのだろう。誰に見せたいと思うのだろう。それを考えると、今から楽しみです。
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