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マルチ水平ウェル工法技術紹介
TECHNOLOGY INTRODUCTION

マルチ水平ウェル工法は、特殊スリット管を用いた水平井戸築造工法です。地上に構造物や樹木がある場合でもその直下に容易に設置可能です。この特徴を活用し、揮発性有機化合物(VOC)等で汚染された地下水の浄化工事地下水位低下工事の効率的な施工を実現します。

特殊スリット管

特殊スリット管はFRPM製で耐薬品性に優れた管です。特殊スリット管は、水溶性目地材がスリット内に 詰め込まれており、管の設置中は完全に止水状態ですが、設置完了後は水溶性目地材が地下水に溶けてなくなるのでスリットが復元し水平井戸として機能します。

工法の特徴

1.既存建物下でも確実かつ効果的に」早期浄化を実現

地上に建物がある場合でも、影響を与えず水平井戸を構築できます。汚染部分にダイレクトに水平井戸を設置でき、大容量処理が可能です。

2.循環型システムにより環境負荷を低減

上下に2段の水平井戸を構築することで、浄化水が復水でき地下水位の変動や地盤沈下等の恐れが少ない。浄化水(復水)に薬剤を溶解すれば、さらに浄化期間を短縮可能。

3.省スペース・複数築造で低コスト

汚染領域が広い場合でも、1箇所の立坑から水平井戸を複数築造できるため、平面的に広範囲にわたって浄化が可能。施工機械の小型化により、狭い場所での施工が可能。

4.効率的な地下水位低下工事を実現

通常の地下水位低下工事では、鉛直井戸が一般的ですが、地上に樹木がある場合や地上が斜面になっている場合はその直下の井戸設置は容易ではありません。本工法では近傍の立坑から水平方向に井戸を設置しますので、地上の状態に関係なくその直下に容易に設置可能です。